平成21年度 事業報告
第2 事業報告
日本経済は、一昨年の米国におけるサブプライムローン問題に端を発したリーマン・ショック以来、多くの業種で低迷した状況が続いていたが、政府の内需拡大施策により、一部の企業においてはようやく明るい兆しが見え始めてきている。
政治面では、昨年8月の衆議院議員選挙において政権政党が変わり、民主党政権が誕生し、大きく政策の転換が行われた。我々の求める政治は、国民のすべてが老後を含め安心して生活できる基盤を形成していただくことにあり、信頼のできる安定した政治を期待している。特に薬剤師に関係の深い医療、年金、介護、福祉の分野での今後の政策を期待しているところである。
一方薬業界では、改正薬事法が6月に全面施行され、一般用医薬品の新たな販売制度がスタートし、良質な医療が提供できる体制づくりが着実に進められたことで、医療提供施設として位置付けられた薬局の果たす役割の重要性が期待されているところである。
また、平成22年度の医療費改定においては、10年ぶりにネットでプラス改定となり、調剤報酬改定においても、技術料本体について、ほぼ医科診療報酬と同レベルの改定率となった。
このような状況下で本会は、会員に対して、新たな販売制度情報、新型インフルエンザ情報等、地区会長会・会員用ホームページを介して最新情報を提供するとともに、薬剤師職能を十分に発揮し、薬局薬剤師が地域に貢献できる環境作りとして、地域医療における他機関との連携や生活習慣病対策、介護支援等の高齢者医療への対応など、各担当役員が中心となり部会委員会で検討しながら、各種事業を実施した。
特に、地域貢献の一つとして、5月には「認知症キャラバンメイト養成研修会」を開催し、研修を受講したキャラバンメイトが地域に戻り、認知症サポーターを育成する事業を行い、今まで養成してきた「健康介護まちかど相談薬局」が更に地域貢献できる体制整備を進めた。また、愛知県主催の薬剤師を対象とした「メンタルヘルスサポーター養成研修会」に協力し、多くのメンタルヘルスサポーター薬剤師を養成することができた。
22年度から始まる薬学生薬局長期実務実習に向けて、「認定実務実習指導薬剤師養成ワークショップin東海」、「認定実務実習指導薬剤師のための講習会」を開催し、薬学教育6年制に則した、認定実務実習指導薬剤師の養成と受入薬局の整備に努めた。
さらに、愛知県医薬分業基本方針に従った医薬分業の質を高めるための調剤過誤防止対策や調剤業務の適正化、また薬剤師不足解消のための再就業支援を目的とした医薬分業適正化事業を愛知県から委託を受け実施した。
平成21年度は、事業計画に基づき以下のとおり各種事業を推進した。
1 薬剤師・薬局機能の充実・強化対策
(1) 愛知県から委託された、医薬分業適正化事業の内、「調剤業務適正化事業」として、在宅医療の進展に伴い、地域の薬局が安全な薬物療法を継続的に提供していくため、かかりつけ薬局と医療機関の薬局が連携して、相互に薬剤管理指導の情報を引き継ぐ、いわゆる薬薬連携の実態を把握する目的としてアンケート調査を実施し、その解析結果を基にした研修会を実施した。
(2) 愛知県から委託された、医薬分業適正化事業の内、「調剤過誤対策検討事業」として、薬局・薬剤師が調剤過誤、患者・消費者に対して不適切な行為を行った事例について情報収集をし、その事例等を基に薬苑・地区会長会議等で報告し、今後同様な過誤等を繰り返さないよう、会員に周知徹底を図ると共に、その解析結果を基に研修会を実施した。
(3) 愛知県から委託された、医薬分業適正化事業の内、「薬剤師再就業支援事業」として、院外処方せんの発行枚数が増大する中、薬剤師不足を解消する目的で、結婚、出産、子育て等により職場を離れた未就業薬剤師のうち、勤労意欲のある薬剤師に対して保育付き研修会及び実務実習を開催し、円滑な職場復帰を図る事業を行った。
(4) 改正薬事法に則した、薬局における医薬品の適切な情報提供体制の確立のための勉強会を開催すると共に、薬局に掲示する掲示物の雛型を作成する等の情報提供に努めた。
(5) 本会がファックスコーナーを設置・運営している医療機関や院外処方せんを発行している公立病院等との意志の疎通を図ると共に、新たに院外処方せんを発行する公立病院に対しては、地区役員と協力してスムーズな移行に向けての協議を重ねた。
(6) レセプトオンライン請求未対応薬局に対して、代行送信請求の手続きを行い実施した。その後、改正省令が出され、12月には代行送信請求事業を廃止した。
(7) 東海北陸厚生局が開催する東海北陸地方社会保険医療協議会及び同局が毎月開催する愛知部会に出席し、保険医療機関の認定等、社会保険行政の推進に協力した。
(8) 愛知県医療審議会、薬事審議会に出席し、健康福祉行政の推進に協力した。
(9) 医薬分業に関する行政機関、関係団体との協議の場である愛知県薬事審議会医薬分業適正化協議会に出席し、本県の医薬分業について意見等を具申した。
(10)日本薬剤師会が制定した「基準薬局認定制度」を推進した。
(11)日本薬剤師会が企画したDEM事業に積極的に協力するための準備を進めた。
(12)医療用医薬品の会員薬局への円滑な供給に資するため、本会調剤センター、サカエ調剤薬局にて医薬品分譲業務を行った。
2 地域保健・環境保全活動への貢献
(1) 食育基本法に基づいた「愛知県食育推進会議」に参画して、県民への食育の普及啓発活動「あいち食育いきいきプラン」について、役員がプロジェクトチームを結成し、協力した。
(2) 認知症患者家族の相談窓口となる薬局に「認知症サポーター」を養成する講座の講師役となる「キャラバン・メイト」を養成する研修会を実施した。
(3) 新型インフルエンザに係る最新情報をホームページや地区会長を通じて、会員に発信した。
(4) 愛知県が検討を進めているあいち健康の森内への薬草園整備について、薬草園構想会議に出席し、薬剤師としての立場で意見等を具申した。
(5) 生活環境の保全のため、衛生試験部業務を次のとおり行った。
① 浄化槽法に基づく浄化槽法定検査を行った。
② 毒物及び劇物取締法に基づく事業場廃液検査業務を愛知県から受託した。
③ 愛知県及び一宮市等市町村の委託により、大気汚染、水質汚濁検査等を行った。
(6)「薬と健康の週間」に様々な行事を行った。
① メイン行事
Ⅰ 西知多薬剤師会に委嘱し次の行事を実施した。
「くすりと健康の週間講演会」
開催日:平成21年10月24日(土)~25日(日)
会 場:知多市勤労文化会館
内 容:①講演会
「血管年齢とメタボリック症候群」 高 村 正 志
「健康食品と上手につきあう」 北 川 文 子
②相談コーナー
「ジェネリック医薬品について」
「タバコチェック(呼気中一酸化炭素濃度測定)」
「肌水分量チェック」
「薬事相談」
参加者:639名
Ⅱ 県民を対象とした福祉医療公開講座に真屋順子夫妻をお招きして開催した。
② 地区行事
各地域の健康祭等の行事に協賛し、お薬相談、禁煙相談並びに健康相談や講演会、パネル展示、資料の展示及び体験コーナー等、地区毎に趣向を凝らした活動が行なわれ、県下25会場で、会員を含め約1万5千人強の参加者を得た。
③ 広報資料の作成・掲出等
「薬と健康の週間」ポスターを会員薬局等に掲示するとともに、「知っておきたい薬の知識」、「医薬分業って知っていますか」、「かかりつけ薬局」、「医薬分業Q&A」等のリーフレットを県民あて配布した。
④ 薬事功労者の表彰
日 時:平成21年10月17日(土) 13時00分~14時30分
会 場:愛知県薬剤師会館 5階講堂
表彰内容
(a) 功労彰(表彰規程第2条1の(1)) 1名
佐久間 武 嗣( 豊 橋 )
(b) 功労彰(表彰規程第2条1の(2)) 2名
大 島 紀美子( 中 川 ) 近 藤 哲 生( 新 城 )
(c) 感謝彰(表彰規程第2条2の(1)) 4名
下 田 富 郎( 中 村 ) 浅 井 彦 治( 津島海部 )
原 田 八恵子( 女性薬 ) 廣 瀬 君 江( 女性薬 )
(d) 感謝彰(表彰規程第2条2の(2)) 15名
郷 地 多津子( 昭 和 ) 深 谷 實( 緑 )
水 野 隆 次( 緑 ) 花 井 健 伍( 西知多 )
小 嶋 ゆ き( 瀬戸旭 ) 鈴 木 博 之( 一 宮 )
白 木 秀 夫( 一 宮 ) 森 直 幹( 一 宮 )
菱 川 正 子( 一 宮 ) 大久保 道 子( 西尾幡豆 )
伊 庭 喜代司( 豊 橋 ) 亀 井 利 雄( 豊 橋 )
安 田 一 郎( 豊 橋 ) 丸 山 弥 生( 豊 橋 )
田 中 辰 治( 豊 川 )
(e) 感謝彰(表彰規程第2条2の(3)) 22名
松 田 キヨミ( 中 村 ) 安 藤 ふみ子( 中 村 )
青 木 和 春( 県職薬 ) 今 枝 明 英( 県職薬 )
加 藤 恵 一( 県職薬 ) 澤 木 博 文( 県職薬 )
柴 田 辰 美( 県職薬 ) 清 水 温 子( 県職薬 )
瀬 川 武 夫( 県職薬 ) 仙 田 文 代( 県職薬 )
玉 井 憲 二( 県職薬 ) 中 川 宣 子( 県職薬 )
林 和 寿( 県職薬 ) 林 智 子( 県職薬 )
深 見 陽 子( 県職薬 ) 福 田 智( 県職薬 )
堀 田 丈 雄( 県職薬 ) 松 岡 弘 行( 県職薬 )
三 浦 玲 子( 県職薬 ) 渡 邉 良 吉( 県職薬 )
寺 田 久 屋( 市勤務 ) 野 間 秀 一( 市勤務 )
(f) 薬学薬業奨励賞
該当者なし。
3 生涯学習の推進
(1) 薬剤師生涯教育等への支援として、各地区薬剤師会の研修事業について、(財)日本薬剤師研修センターとの連絡調整を本会が中心となり行った。
(2) 四大疾病のうち「心疾患」「脳卒中」「糖尿病」について、専門講師を招いての研修会を開催した。
(3) 新入会員の管理薬剤師を対象とした研修会を開催した。
(4) 漢方基礎講座を開催し、漢方啓発に努めた。また、新たに漢方診断体験型の実習を行なった。
(5) 関係医療機関において開催された病院・開局薬剤師合同研修会に協力した。
(6) 卒後教育、講習会、研修会の開催について、「薬苑」に開催案内等を掲載し、会員に周知した。
(7) その他各種研修会、講習会を開催した。
①薬剤師の資質向上等を図るため、愛知県女性薬剤師会と共催で、専門講師を招いて研修会を開催した。
②居宅療養管理指導に役立つ実習、ジェネリック医薬品に関する研修等を計画した。
③会員の知識研鑽を図るための学術講演会や日頃の研究成果を発表する場としての学術発表会を計画した。
4 薬学教育への対応
(1) 薬学生の薬局における長期実務実習の受け入れ体制整備として、指導薬剤師の養成講習会の開催や東海四県の薬剤師会で構成する東海地区薬剤師会薬局実務実習受入調整機関等と共催で、「認定実務実習指導薬剤師養成ワークショップin東海」を開催した。
(2) 県内薬科系大学からの薬学実習生の情報を基に、県内での受入薬局の調整を行う等、薬学教育への協力を図った。
(3) 薬科系大学より早期体験学習の受入薬局の調整依頼や薬学共用試験評価者の派遣依頼があり、会員薬局・薬剤師の紹介等の要請に対応した。
5 各種制度への対応
(1) 薬事法等の関係法令の改正情報を理事会、地区会長会で報告し、会員に周知した。
(2) 平成20年12月に施行した新公益法人制度への対応として、本会の方針を検討する「公益法人検討特別委員会」を設置し、関係行政機関が開催する勉強会に参加する等、情報収集を図り、本会の進むべき方向を検討した。
(3) 薬事法等の改正に関する意見募集に対して、本会の意見をまとめて提出した。
(4) 日本薬剤師会と共催で、「高度管理医療機器販売業の営業管理者等にかかる継続研修会」を開催した。
第1回目:平成22年1月17日(日) 参加者:272名
第2回目:平成22年2月13日(土) 参加者:170名
会 場:東建ホール 丸の内
内 容:「薬事法その他薬事に関する法令」
「医療機器の品質管理」
「医療機器の不具合報告及び回収報告」並びに「医療機器の情報提供」について
6 病院・診療所薬剤師対策
(1) 日本薬剤師会主催の「平成21年度病院診療所薬剤師研修会」の開催に協力し、参加した。
(2) 病院薬剤師と保険薬剤師を対象に、薬薬連携の現状アンケートを実施し、今後の活動の参考とした。
7 居宅等における医療提供及び介護保険制度への対応
(1) 愛知県内各市町村に設置されている介護認定審査会に300名以上の薬剤師が委員として出席し、認定審査作業に協力した。
(2) 愛知県国民健康保険団体連合会の介護給付費審査部会に2名が部員として出席し、給付審査業務に協力した。
(3) 愛知県社会福祉協議会主催の介護支援専門員実務研修、同現任研修に講師を派遣し、在宅医療福祉事業に協力した。
(4) 愛知県市町村振興協会が主催する「介護支援専門員のための薬の基礎知識」研修会に講師を派遣した。
(5) うつ病、不眠症等の身近な相談窓口となる薬局におけるメンタルヘルスサポーター薬剤師を育成する事業に協力した。
8 医薬品等情報活動の推進
(1) 情報を組織的、体系的に整備するため、国・企業その他関係機関から情報を収集・整理し、薬事情報部の情報活動の充実・強化に努めた。
(2) 医薬分業支援のために、処方鑑査、薬歴管理、疑義照会、服薬指導及び副作用防止を通して医薬品供給における相談等を行った。
(3) 愛知県薬剤師会ホームページ上で、最新情報を常に会員に提示できる体制を整え、併せて
TOP/NET(東海四県情報システム委員会)のホームページの運用を継続し、24時間情報を取得できるようにした。
(4) 新薬価収載品目の解説等を「薬苑」、愛知県薬剤師会ホームページ上に掲載し、新薬価収載品目や緊急安全情報等の更新を会員に周知した。
(5) 県民並びに会員・医師・歯科医師・医療従事者に対し、医薬品等に関する必要な情報についてFAX、郵送、電話等により提供した。
[資料2:薬事情報部「薬の相談状況」](28ページに掲載)
(6) 会員(薬局・一般販売業)と愛知県薬剤師会事務局との一斉同報システムを利用し、緊急安全性情報や医薬品回収情報等の最新情報を提供した。
(7) 愛知県薬剤師会ホームページの更新情報を中心とする「愛知県薬剤師会メールニュース」を会員に向けて配信し、最新の情報伝達・共有化に努めた。
また、「ホームページ更新のお知らせ」を、毎月薬苑に掲載し、愛知県薬剤師会ホームページの利用を呼びかけ、情報部作成の医薬品情報も掲載し、会員に周知した。
(8) 愛知県薬剤師会の会員用ホームページを活用して、緊急安全性情報、医薬品・医療用具等安全性情報などを厚生労働省より通知があり次第公開し、医薬品情報の迅速な伝達に務めた。
(9)「妊婦・授乳婦医薬品適正使用推進研究班」を設置し、医師、病院薬剤師、大学などの多職種間の連携をはかり、妊娠・授乳中の薬剤使用についての相談に地域の薬局が積極的に対応できるよう、情報提供を行った。
平成22年1月末に医療関係者を対象にフォーラムを開催し、次年度に向けて会員を対象に行う講義及び演習を計画した。
日 時:平成22年1月31日(日)13時00分~16時00分
会 場:東建ホール 丸の内
内 容:「妊娠中の薬物投与の相談に対する基本的な考え方」
名古屋市立大学病院 分べん成育先端医療センター
副センター長 鈴 木 佳 克
「妊娠中の薬物投与の相談に対する基本的な考え方」
星ヶ丘マタニティ病院小児科 瀬 尾 智 子
参加者:477名
会員用ホームページに「妊娠・授乳と薬対応基本手引き」、「妊娠・授乳と薬相談Q&A集」、パンフレットを掲載し、妊婦・授乳婦への医薬品使用に活用できるよう情報を提供した。
(10) スポーツファーマシストとして、日本薬剤師会作成の「薬剤師のためのアンチドーピング・ガイドブック」を活用し、県民並びに会員・医師・歯科医師・医療従事者に対し、ドーピングに関する情報提供をした。
また、スポーツファーマシスト推進委員として、スポーツファーマシスト認定に関わる実務研修を開催した。
(11)TOP/NETに参画し、医薬情報の収集・提供を行った。また「医薬品と健康食品の相互作用」の冊子を発刊し、会員に配布した。
(12)TOP/NETホームページの更新に協力し、「サプリメントと医薬品の相互作用」、「医療関係者向けのアロマテラピー・精油」、「薬局であつかう自己注射剤の解説」、「海外旅行に役立つ医薬品情報」等に関する最新情報を提供した。
(13)TOP/NETに参画し、東海薬剤師学術大会において「アロマテラピー・クラフト教室」を開催し、代替医療の一例を提案した。
9 学術活動の推進
(1) 第42回日本薬剤師会学術大会(滋賀県)への参加
メインテーマ:「薬剤師新時代の鼓動」 -マザーレイクからの発信-
開催日:平成21年10月11日(日)~12日(月・祝)
会 場:びわ湖ホール、大津プリンスホテル、ピアザ淡海、滋賀県立体育館
コラボしが21、琵琶湖ホテル
日 程:10月11日(日) 開会式、特別記念講演、特別講演、テーマ別分科会(講演・シンポジウム)、
一般演題(口頭発表)、一般演題(ポスター発表)、ランチョンセミナー
10月12日(月・祝) テーマ別分科会(講演・シンポジウム)、一般演題(口頭発表)、一般演題(ポスター発表)、
県民公開講演会、薬学生による公開シンポジウム
参加した各役員が分担して、その報告を「薬苑」に投稿した。
(2) 第42回東海薬剤師学術大会(岐阜県)の開催
メインテーマ:「薬剤師新時代の鼓動」 -伝えようメッセージを-
開催日:平成21年11月29日(日)
会 場:長良川国際会議場
内 容:Ⅰ.特別講演
「薬剤師新時代の幕開け」
日本薬剤師会顧問・薬学博士 藤 井 基 之
「サリドマイド禍に学ぶ」
財団法人いしずえ 常務理事 増 山 ゆかり
Ⅱ.ランチョンセミナー
ノバルティスファーマ(株)、エーザイ(株)
ヤンセンファーマ(株)、沢井製薬(株)
Ⅲ.ポスターセッション
各県薬剤師会会員 計81題
Ⅳ.TOP/NET
ポスターセッションとデモンストレーション
アロマテラピー・クラフト教室
Ⅴ.特別展示 内藤記念くすり博物館
Ⅵ レセコン等機器展示及び書籍展示
参加企業数:22社
参加者:1,427名 内、愛知県からの参加者:496名
10 医薬品等試験の実施
(1) 公衆衛生向上のため、衛生試験部業務を次のとおり行った。
① 水道法に基づく簡易専用水道検査を行った。
② 食品衛生法に基づく輸入食品等の検査を行った。
③ 水道法に基づく上水道、簡易水道及び専用水道等の原水及び浄水の水質検査を行った。
④ 愛知県住宅供給公社及び名古屋市住宅供給公社からの委託により、県営住宅、市営住宅の飲料水、放流水の検査を行った。
⑤ 地域住民等からの飲料水、放流水等の依頼検査を行った。
⑥ 学校薬剤師の学校環境衛生検査としての業務に協力して、飲料水・プール水、教室内空気中の化学物質について検査を行った。
(2) 日薬が実施した全国統一試験に参加し、医薬品試験の精度管理の充実を図った。
(3) 平成20年度から進めていた生活科学センター本館改修工事の第2期工事(2階部分)が6月に終了し、充実した検査環境で業務を行う体制を整備した。
(4) 各種講習会、研修会に職員を派遣し、検査技術の向上等に努めた。
(5) ISO14001(環境マネジメントシステム)を継続的に維持した。
(6) ISO9001(品質マネジメントシステム)を継続的に維持した。
(7) 水道水質検査精度の向上目的で水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)を継続的に維持した。
(8) 食品検査機関の登録基準である食品GLPを継続的に維持した。
11 組織・広報活動の推進
(1)「お薬手帳」の活用を県民にアピールする目的でテレビCMの放映、新聞広告の掲載を行った。
(2) 電車内側広告として、「薬と健康の週間」ポスターを掲示して、かかりつけ薬局の啓蒙を行った。
(3) 中日新聞に「薬と健康の週間」のPR広告を掲載した。
(4) 愛知県が進めている「あいち健康の森・薬草園計画」に積極的に取り組むため、新たに「薬草園検討特別委員会」を設置して活動を始めた。
(5) 愛知県薬剤師会の一般用ホームページ上で、Mapfunを利用し会員の保険薬局を地図上に表示し、県民に薬局所在場所が簡単に検索できるようにした。
(6) 役員用、部会・委員会、地区会長用の専用メーリングリストを、情報交換・情報発信の場として活用し、本会事業の活性化、効率化を図った。
(7) 薬剤師賠償責任保険制度の普及に努めた。
(8) 会員一人一人の資質の向上と職能の確立等の目的で機関誌「薬苑」を発行し、会員及び関係団体等に配布した。
(9) 重要な情報を迅速に伝えるため、会員薬局に対して「愛薬ニュース」を発刊した。
12 上記各項目外の事業
(1) 本会推進事業については、愛知県、名古屋市、東海北陸厚生局等の関係機関と連絡調整をとりながら実施した。
(2) 11~2月の間に各地区で開催される例会、勉強会等に役員が出席し、会員の率直な意見や質問に応える場を設けた。
(3) 愛知県薬剤師会館の今後のあり方について「会館検討特別委員会」を設置して検討した。
