お薬手帳とは?
いつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかを記録しておく手帳のことです。
複数の医療機関を受診する時や、転居した時など、『お薬手帳』を見せるだけで、あなたお薬のことをわかってもらえます。
その他に
・旅行する時
・薬局で薬を購入する時
・転居して、新しい医療機関を受診する時
・休日診療所や救急病院を受診する時
・災害にあった時
こんな時にも役にたつのが『お薬手帳』です。
おくすり手帳 5つの「い」いこと~あなたのお薬手帳、活用していますか?
い 医療機関にかかる時は必ず持って行きましょう
- 薬の重複やよくない飲み合わせを未然に防止できます。
- 同じ薬による副作用の再発を防止できます。
- 薬の使用の記録があることで、より安全に薬を使用することができます。
い 言いたい事や伝えたい事を書いておきましょう
- 体調の変化や気になったこと、医師や薬剤師に相談したいことを書いておきましょう。
い 一般用医薬品(OTC医薬品、大衆薬)・健康食品も記録して
- 思いがけない、よくない組み合わせ・食べ合わせが見つかることがあります。
い いつも携帯・いつも同じ場所に保管して
- 旅行先で病気になった時や災害時に避難した時、救急のときなど、お薬手帳があれば、あなたが飲んでいる薬を正確に伝えられます。
- ご家族にも、あなたがお薬手帳を持っていることを知らせておきましょう。
い 一冊にまとめましょう
- 飲んでいるすべての薬を「1冊で」記録することが大切です。病院ごとや薬局ごとに、別々のお薬手帳を作らないようにしましょう。
お薬手帳Q&A
Q.薬局で薬をもらったとき、『お薬手帳』を作ったけれど、他の薬局で薬をもらう時も使えるの?
A.使えます。『お薬手帳』は、あなたの手帳です。 病院ごと、薬局ごとに分けるのではなく、全て1冊で管理して、どこでお薬をもらわれる時も、記入してもらうとよいでしょう。 体調の変化や、薬局で購入した薬の名前など、ご自分でメモしておかれるのもよいでしょう。
Q.いつも同じ薬しか飲まないが、『お薬手帳』は必要なの?
A.「同じお薬を継続して服用している」ことを記録しておけば、他の医療機関を受診する時や、薬局で薬を購入する時などに、「いつもの薬といっしょに飲んでもよいか」をチェックしてもらえます。