15.膣錠・膣坐薬の使い方
婦人科領域における膣内の細菌や膣カンジダ症・トリコモナス膣炎などの真菌を殺したり、炎症やびらんを治療する薬です。
膣内に深く挿入し、その分泌液により徐々に溶けて効果を現すものです。
◎使い方
1.使用前に手指をきれいに洗い、包装から薬を取り出す。吸湿して崩壊することがありますので、濡れた手で扱わないで下さい。
2.外陰部を清潔にした後、中腰で膣坐薬は、とがった方から膣内に入れ、膣錠は、人差し指と中指ではさむか、あるいは人差し指の頭にのせて膣内に深く挿入します。
3.通常1日1回使用のときは、就寝前に挿入すると出てくる心配がありません。また、挿入後20~30分間は激しい運動は避けて下さい。
4.生理のときは、中止して、終わってから使用して下さい。
◎保管方法
1.日光や湿気を避け、包装のまま室温(1~30℃)で保管して下さい。
2.子供の手の届かないところに保管して下さい。