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〔参考〕「皮膚疾患の用語」

①斑 単なる限局的病的変化で、色調変化を主体として、紅斑、紫斑、白斑、色素斑などに分類する。
 紅斑 毛細血管が拡張して炎症があり、皮膚が発赤、浮腫を起こすこと。
 紫斑 径 1cm位までの小出血巣が多発するものをいう。
②丘疹 帽針頭大・米粒大から大豆大までの皮膚の円~楕円~多角形の隆起である。表皮性丘疹、表皮真皮性丘疹、真皮性丘疹等に分類される。
 多形紅斑
(多形滲出性紅斑)
滲出性-浮腫性の紅斑状丘疹で、手足背ならびに肘・膝関節を中心にした四肢に対称性に生じ、次第に遠心性に拡大する。中心部が陥凹して蒼紅色となることが多い。丘疹が多形性となる傾向がある。
③水泡 米粒大までのものを小水泡、それ以外のものを水泡と呼び、内容は血清、フィブリン、細胞成分、時には血液よりなる。
④膿疱 水疱の内容が膿性(白血球が混じり混濁してみえる)のものをいい、原因不明に膿が溜まる無菌性膿疱と水疱の二次感染による感染症がある。
⑤表皮剥離 掻破・外傷などにより表皮の小欠損したもので、深いと漿液・血液が出る。
⑤糜爛(じくじく面)
(びらん)
表皮が基底層まで剥離欠損したもの。小水疱、水疱、膿疱等に続発するが、後に瘢痕を残さない。
⑥潰瘍 表皮から真皮に及ぶ欠損をいう。
⑦痂皮 血漿、炎症細胞、壊死塊などが表皮に乾固したもので、いわゆる「かさぶた」と呼ばれる。赤血球が多いと赤く見え血痂と呼ばれ、好中球が多いと黄色に見える。
 結痂 創傷等の上に滲出した線維素、白血球、固まった滲出液等が変化して痂皮となること。「痂皮形成」ともいう。
⑧亀裂 表皮深層ないし真皮に達する細く深い線状の切れ、ひび割れをいう。
⑨鱗屑(ふけ)
(りんせつ)
角質が脱落あるいは脱落しようとしている状態で、この状態を落屑という。落屑の状態で、雲母状、粃糠様、落葉状などと形容される。
 粃糠疹 角質が増殖して、細かなうろこ状に集合した鱗屑が表皮面に付着する状態。
 魚鱗癬 生後1~2年から皮膚が乾燥し、皮膚面に魚鱗様のひび割れが生じ、落屑をきたすもの。

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