臭気測定

悪臭の問題は古くからあり、人によっても感じ方は様々です。また、工場や飲食店からの悪臭や家庭内の悪臭など発生源も様々あります。
悪臭物質の測定については少し前までは分析機器を使用した化学分析が主でしたが、においの成分がさまざまな物質が混ざり合って出来ていていることから、近年では人の嗅覚による嗅覚測定法が主流となり、当センターも同測定法にて検査を承っております。

検査概要

臭気測定

「臭気判定士」国家資格を持った検査員による嗅覚測定法(3点比較式臭袋法)を実施します。悪臭対策指導方針にて定められた指針にそった検査結果をご提出させていただきます。

【 検査項目 】

臭気指数、臭気濃度

保有資格

  • 臭気判定士
    (国家資格)

料金

検査料金はお気軽にお問い合わせください。

よくある質問

近隣の工場から悪臭がします

悪臭防止法によって工場などから発生する悪臭は規制がかけられています。お困りの方は、市町村の環境課にお問い合わせください。

悪臭とはどの程度の臭いですか

嗅覚は、人によって差があります。「臭気指数」とは、人の嗅覚によって測定される悪臭の程度の指標です。測定した臭気指数が許容限度を超えていれば悪臭とみなします。

化学分析では基準をクリアしているが臭いが気になる

悪臭防止法によって生活環境を損なうおそれがある物質を特定悪臭物質としてアンモニアを始め22物質が指定されています。しかし、においの成分には複合した場合が多いので、特定悪臭物質が検出されなくても臭気指数や臭気強度が高くなることがあります。当センターで実施している「嗅覚測定法(3点比較式臭袋法)」であれば、化学分析では検出できない悪臭も検査可能です。是非ご相談ください。

【 推奨する検査 】

  • 悪臭測定

検査の流れ

  • お申し込み・受付

    検査を希望される方は、電話にてお申し込みください。生活科学センターでは月曜日~金曜日の9:00~18:00まで、薬剤師会事務局では月曜日~金曜日の9:00~15:00まで受付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

    ※ご都合上、上記時間内でのご訪問が難しい場合は事前にお問い合わせ下さい。

  • 測定方法

    当センター職員が現地に伺い気温や風向きを考慮して空気を採取します。持ち帰った検体は手順に沿って段階的に薄めパネラー5名による嗅覚試験をおこないます。

  • 検査結果報告

    1週間程度でご郵送いたします。内容についてお尋ねがある場合は、生活科学センターにお問い合わせ下さい。