環境水(湖沼・河川)
環境測定の分野では、人の健康の保護及び生活環境の保全の上で維持されることが望ましい基準として環境基準が設定されています。近年は最新の知見により生態系に関する項目も加わり、項目によっては水道水質より厳しい基準が設定されるようになりました。当センターでは最新の測定技術や分析機器を使用して、皆様が生活する地域の環境保全に役立つデータを提供します。

検査概要
生活環境の保全に関する環境基準
BODなど汚濁に関する項目に加え、LASやノニルフェノールなどの生態系に影響する検査を行います。
【 検査項目 】
pH、BOD、SS、DO、大腸菌群数、LAS、ノニルフェノール 他
地下水の水質汚濁に係る環境基準
【 検査項目 】
塩化ビニルモノマーなど28項目の有害物質
保有資格

料金
検査料金はお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
池で飼っている魚が死んでしまった
有機物の指標となるBODや全窒素、全リンが高くなると水中の溶存酸素量が少なくなり魚が死んでしまいます。有機物が多くならないように浄化や水の入れ替えをおこないましょう。
【 推奨する検査 】
- 生活環境の保全に関する環境基準
地下水を補給したら魚が死んでしまった
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地下水は、地中深いところで空気に触れないため溶存酸素が余りありません。また、酸素を取ってしまう硫化水素を含む場合もあります。池などに補給する場合は充分空気と触れ合わせて下さい。
【 推奨する検査 】
- 生活環境の保全に関する環境基準
藻が多く酸素も充分なのに魚が死んでしまった
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藻や水草が多い所で、晴天が続くと、植物の光合成により水中の二酸化炭素が消費されpHが高くアルカリ性になります。ひどい場合はpHが10を超えることもあり魚が住めなくなってしまいます。
【 推奨する検査 】
- 生活環境の保全に関する環境基準
畑に水を入れたいが水質が心配
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河川水や農業用水は、所轄行政が私達検査機関に依頼して定期に水質検査をおこなっています。気になる方は県や市町村の環境課にお問い合わせください。
【 推奨する検査 】
- 人の健康の保護に関する環境基準
検査の流れ
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お申し込み・受付
生活科学センターでは月曜日~金曜日の9:00~18:00まで、薬剤師会事務局では月曜日~金曜日の9:00~15:00まで受付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※ご都合上、上記時間内でのご訪問が難しい場合は事前にお問い合わせ下さい。
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採水容器の貸出・採水
検査専用の容器(検査項目によって異なります。)をご利用いただく必要があります。容器がない場合、無料で貸出しておりますのでご相談ください。
また、採水容器をお受け取りの際には採水の方法を詳しくご説明いたします。特に、細菌検査や消毒副生成物等の採水は十分注意して行って下さい。
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検査結果報告
依頼項目により異なりますが、3日~12日でご郵送いたします。内容についてお尋ねがある場合は、生活科学センターにお問い合わせ下さい。
※ ご来訪いただくことが難しい場合、電話、FAXによる受付や宅配による採水容器の貸出なども可能です。
お気軽にお問い合わせ下さい。
